大規模修繕工事とは？
マンションやビルなど、大型の建築物は毎年～数年周期で細かなメンテナンスを行うものですが、築年数が増えてくるに従い外観や設備など大規模な修繕を行う必要が出てきます。
例えば外壁の塗装やタイルの修繕、配管や電気設備の点検・修繕、防水設備や金具などの点検・交換などです。
修繕を行う周期は、12年～１６年周期で行う事が一般的と言われています。
どんな修繕が必要なの？
建物によって全然違ってきますが、一般的なコンクリートのマンションでは下記のような修繕が発生してきます。
外壁工事
経年劣化による外壁の塗装やタイルの剥がれを修復する必要が出てきます。
・外壁の塗り替え
・タイルの修繕
・クラックの補填
・コーキングなどの補修
防水工事
ゴムやシリコンなどは経年によって劣化し水漏れが出てきますので、定期的に補修が必要になります。
・屋上などの防水層の補修
・屋上付近の排水設備の補修
・屋内防水設備の補修
電気工事
インターネットや通信機器は１０年以上立つと規格が大きく変わってきます。
マンション等の資産価値を下げないためにも、新しい規格へ変えていくことが大切になってきます。
・電気設備の補修
・インターネットなどの規格変更など
・テレビなどの規格変更による工事など
バリアフリー工事
住人の高齢化が進むマンション等では、エレベーターの設置や手摺やバリアフリーなどの工事が必要になってきます。
・手摺工事
・室内のバリアフリー化
大規模修繕工事はどこに頼めば良い？
１２年・２４年といった長期的な周期での修繕は、修繕箇所が多岐にわたります。
そのため一つ一つの工事を様々な工務店に依頼すると、施工場所がバッティングしてスケジュールが長期にわたり住民への負担がかかります。
沢山の修繕工事をまとめて施工可能なところへ依頼することで、スケジュールがコンパクトになります。